ぎゅって



抱きしめられたい



真っ直ぐ突き刺さるくらい
目を見つめて

強く、力任せじゃなくて
全身で包み込んでぎゅって

強く抱きしめられると
燃える


どんなテクニックよりも
強く抱きしめられることが
一番気持ちいい。


さようならすることになった彼に

強く抱きしめて欲しくて
ちゃんと目真っ直ぐ見て
キスして欲しかった



彼は本当に優しくて奥手だから
目をすぐそらしちゃうのも、
恥ずかしくて
自信がないのかなぁ
なんて思って


こうして欲しいなって
傷つけないように、
でも真面目にちゃんと伝えたし、
少しずつ変わってくれてたけど

最後まで
ちゃんとまっすぐ見てくれない気がして
不満が募って相手も不満そうだった。





いまね
ハッキリわかった。





人は鏡だって言うけど



ちゃんと抱きしめてなかったのはさ

自分自身なんだよね



彼が自信なさそうに見えたの

それはわたしの自信のなさだったんだよ。


ちゃんと自分の本当の事を
真っ直ぐ突き刺さるように見れなかった


人に隠し事ばかりしてる自分が
恥ずかしかった
弱いくせに強がってて
気に入られようとして
人に誇れない人生送ってるって
すごく自信がなかった。



それでもいいんだよ。

って、言って欲しかった。


隠さなくても、いいんだよ。


あなたにしかできない人生で、
全部誰にも負けない素晴らしいところだから。
すごく優しくて、真面目なんだよね。


もうカッコつけなくていいよ。
そのまんまのあなたが魅力的だから。


ちゃんとまっすぐ見て、
抱きしめてあげよう。自分を。



それでもいいんだよね。




らぶみ

投稿者: らぶ美

本心で生きる為に書いてます。

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